新玉ねぎ産地直送のこだわり
こんにちは、園長です。
今日は増田農園で収穫した新玉ねぎがどのようにしてお客さんの元へ届けられるのかお伝えしようと思います^^
野菜などの生鮮食品は何といっても鮮度が命ですからね!
収穫から発送までの流れ
1日目
朝一で収穫→根と葉を切る→風乾
2日目
玉ねぎの回収→機械選別→手選別→箱詰め&発送
3日目以降
運送業者様が頑張ってお届け中です!
では、ひとつずつ見ていきましょう。
収穫は朝一で!
収穫は1~3月上旬を予定していて、毎朝7時半からの日課です。
1日だいたい6000個ほど収穫します!
雨や雪が降ると玉ねぎについている砂が泥に代わって落ちなくなるので、明日の天気は常に気になります。
収穫したら根と葉を落とす
収穫して山に並べた玉葱をひたすらに切っていきます。
九州のほうではハサミを使うようですが、篠原地区は昔から鎌を使います!
ベテラン農家さんは1個当たり3~4秒で処理します。
ちなみに園長も同じ速さでできますよ!!
ちょっとアピールしてみたくなりました(笑)
遠州の空っ風に一晩あてて乾かす
特に新玉ねぎは、完熟前のみずみずしい状態で収穫するので切り口から水分が滴ります。
実はこの水分が厄介!
出荷用の箱に詰め、蓋をしたときにこの水分が箱の中を蒸らしその湿度で、カビが繁殖し病気の原因または細菌が増殖し腐りやすくなります。
これを防ぐために必ず行わなければなりません!
ここで登場するのが、名物【遠州の空っ風】
冬のこの時期に浜名湖から吹き付ける乾燥した強風!
自転車通学の高校生も音を上げたくなるこの強風!!
洗濯ものもバッチリ乾くので新玉ねぎもバッチリ乾きます!!!
はい、ここで1日目が終わります。
乾いた新玉ねぎを作業場に運ぶ
翌日、よく乾いた玉ねぎをコンテナに乗せ換えて作業場へ運び入れます!
良く乾くといいことがあります。
それは・・・
周りの鬼皮と呼ばれる汚い皮が非常に落ちやすくなります!
つまり、商品の見栄えが格段に上がります!!
遠州の空っ風様様です^^
写真がないので分かりずらいですが、敷いてある青い網でコンテナに移し替えるとき、乾いた鬼皮が剥けて風に乗って飛んでいくので見ていて気持ちがいいです^^
ブラシに通して更にきれいに!
軽トラで運んできた新玉ねぎは
①ブラシで仕上げ
②エスカレーターで次の機会へ
③選別機で大きさ別に一次選別
④手作業での再選別
ベテランたちの厳しい目で、選別機でのミスや畑で気づかなかった病気や傷をチェックします。
そして等級ごとに選別していきます。
箱詰め&発送
こうして最終チェックを潜り抜けた玉ねぎだけが、お客様の元へと旅立っていくのです!
こうして手間暇かけると、こころなしか玉ねぎが輝いて見えますね^^
最後に
園長はじめ従業員たちが丹精込めて作った新玉ねぎです。
お手元に届いたら是非色々な調理法で味わってみてください。
そして美味しいと笑顔になってもらえるよう私たちはこれからも精進していきます!